Pythonのリストとは
リストとは、1つの値ではなく複数の値を格納しておくための変数で、他の言語では配列と呼ばれています。
Pythonのリストの記述の仕方
[要素1, 要素2, 要素3, ・・・・]
角かっこ [] を使用して複数の要素をカンマ「 , 」で区切って定義します。
リストを生成して変数に代入する書式を次に示します。
変数名 = [要素1, 要素2, 要素3, ・・・・]
リストに格納する値は文字列であっても数値であっても大丈夫です。たとえば5人分の身長を管理するリストを生成して変数height_listに格納するには次のようにします。
# 変数height_listに身長データをまとめたリストを格納
height_list = [160, 163, 178, 170, 180]
# print()関数で表示
print(height_list)
# 実行結果
# [160, 163, 178, 170, 180]
リストから要素を取り出す
リストの各要素には、次のような書式でアクセスすることが出来ます。
変数名[インデックス]
インデックスとは
要素がリストの中で何番目に格納されているかを示すものです。
例えば、先ほどPythonのリストの記述の仕方で作成したheight_listの最初の要素を示すには次のようにします。
height_list[0]
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インデックスは1からではく0から始まるので気をつけてください!
# print()関数で表示
print(height_list[0])
# 実行結果
# 160
要素の値を変更する
リストの要素の値を別の値に変更するには次のようにします。ここではheight_listに格納されている身長データの2番目の要素「163」を「180」に変更してみます。
# 身長データが格納されたheight_listの2番目の要素を変更
height_list[1] = 180
# print()関数で表示
print(height_list)
# 実行結果
# [160, 180, 178, 170, 180]
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しっかり2番目の要素が変更されていますね!
実際にプログラムを動かしてみるとわかりやすと思います。環境構築不要でなおかつ無料でPythonを実行できるGoogleのサービス「Google Colaboratory」があるのでよかったら利用してみてください。使い方などは下記の記事にまとめてますのでご覧ください。
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