【Python入門】サンプルコードあり!四則演算とその他の演算について解説

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この記事を執筆いたしました16(ヒロ)と言うものです。現役のエンジニアで初学者向けにPythonを教えていたり、RPAでの業務効率化を行ったりサーバー構築なんかをしています。

       
  • 職業:

    エンジニア

  • 主な業務内容:

    初学者向けPython教育、RPA、サーバー構築

  • 所有資格:

    基本情報技術者、Python3エンジニア認定基礎試験

この記事ではPythonにおける足し算、引き算、掛け算、割り算の仕方について解説しています。

また、割り算のあまりだけを求めてたり、べき乗についての解説もしています!

四則演算とは

足し算、引き算、掛け算、割り算を行うことです。

Pythonで足し算、引き算、掛け算、割り算を行うには特定の記号を使って表します。

Pythonで使われる四則演算の記号は次のようなものがあります。

四則演算の一覧

足し算x + yx と y の和
引き算x - yx と y の差
掛け算x * yx と y の積
割り算x / yx と y の商

足し算や引き算は算数の記号と同じ「+」や「-」を使用するのですが、プログラミング言語では掛け算や割り算の記号が変わってきます。

掛け算の記号には「*」アスタリスクを使用し、割り算の記号には「/」スラッシュを使用します。

実際の記述は次のようにします。

Pythonで足し算をする

四則演算ロゴ_プラス

Pythonで足し算をするには「+」プラスと言う記号を使用して次のように記述します。

ans1 = 1 + 2
print(ans1)
# 実行結果は 3

ans2 = 3.4 + 5.6
print(ans2)
# 実行結果は 9.0

ans3 = 7 + 8.9
print(ans3)
# 実行結果は 15.9
演算記号前後のスペース

「=」や「+」などの演算記号に半角スペースをいれて問題ありません。プログラムを記述する場合は、前後にひとつずつ半角スペースを入れて見やすくするのが一般的です。

Pythonで引き算をする

四則演算ロゴ_マイナス

Pythonで引き算をするには「-」マイナスと言う記号を使用して次のように記述します。

ans1 = 9 - 8
print(ans1)
# 実行結果は 1

ans2 = 7 - 6.5
print(ans2)
# 実行結果は 0.5

ans3 = 1.2 - 3.4
print(ans3)
# 実行結果は -2.2

Pythonで掛け算をする

四則演算ロゴ_カケル

Pythonで掛け算をするには「*」アスタリスクと言う記号を使用して次のように記述します。

ans1 = 1 * 1
print(ans1)
# 実行結果は 1

ans2 = 2 * 5.6
print(ans2)
# 実行結果は 11.2

ans3 = 3 * 4
print(ans3)
# 実行結果は 12

Pythonで割り算をする

四則演算ロゴ_ワリザン

Pythonで割り算をするには「/」スラッシュと言う記号を使用して次のように記述します。

ans1 = 1 / 2
print(ans1)
# 実行結果は 0.5

ans2 = 4 / 2
print(ans2)
# 実行結果は 2.0

ans3 = 100 / 2
print(ans3)
# 実行結果は 50.0
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0で割るとエラーが起こるので気を付けてください

その他の演算子の一覧

切り捨て除算 x // y x と y の商を切り下げたもの
余りx % yx / y の剰余
乗算x ** yx の y 乗

Pythonで切り捨て除算する

切り捨て除算とは、割り算をして小数部分を切り捨てて整数部分のみを求めることです。

Pythonで切り捨て除算をするには「/」スラッシュをふたつつなげ「//」←このような形にして次のように記述します。

ans1 = 3 // 2
print(ans1)
# 実行結果は 1

ans2 = 9 // 2
print(ans2)
# 実行結果は 4

ans3 = 39 // 2
print(ans3)
# 実行結果は 19

Pythonで余りを求める

割り算をしてあまりのみ求めるには「%」パーセントと言う記号を使用して次のように記述します。

ans1 = 3 % 2
print(ans1)
# 実行結果は 1

ans2 = 10 % 2
print(ans2)
# 実行結果は 0

ans3 = 39 % 4
print(ans3)
# 実行結果は 3
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「割り算」、「切り捨て除算」、「余りを求める」この辺りが似ていて、ややこしいかなと思うのでまとめてみました。

#通常の割り算
ans1 = 13 / 4
print(ans1)
# 通常の割り算を行うと実行結果は 3.25

# 切り捨て除算
ans1 = 13 // 4
print(ans1)
# 切り捨て除算を行うと実行結果は 3

# 余りを求める
ans2 = 13 % 4
print(ans2)
# 余りを求めると実行結果は 1

Pythonでべき乗する

べき乗とは、同じ数をいくつか掛け合わせることです。

Pythonでべき乗を行うには「*」アスタリスクをふたつつなげ「**」←このような形にして次のように記述します。

ans1 = 2 ** 2
print(ans1)
# 実行結果は 4

ans2 = 2 ** 3
print(ans2)
# 実行結果は 8

ans3 = 2 ** 4
print(ans3)
# 実行結果は 16

まとめ

実際にプログラムを動かしてみるとわかりやすと思います。

環境構築不要でなおかつ無料でPythonを実行できるGoogleのサービス「Google Colaboratory」があるのでよかったら利用してみてください。

使い方などは下記の記事にまとめてますのでご覧ください。

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