【Python入門】for文を使って繰り返し処理をしよう!

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この記事を執筆いたしました16(ヒロ)と言うものです。現役のエンジニアで初学者向けにPythonを教えていたり、RPAでの業務効率化を行ったりサーバー構築なんかをしています。

       
  • 職業:

    エンジニア

  • 主な業務内容:

    初学者向けPython教育、RPA、サーバー構築

  • 所有資格:

    基本情報技術者、Python3エンジニア認定基礎試験

この記事ではfor文を使用して繰り返し処理をする方法について紹介しています。

なぜ繰り返し処理が必要なのか

プログラミングにおいてなぜ繰り返し処理があるのか?

例えば100人分の名前データが格納されているリストがあったとします。

このリストに入っている名前を画面に表示させようと思うとprint文が100行必要になります。

なかなかコードを記述するのも大変ですよね。。。

そんな時、繰り返し処理(for文)を使用すると同じ処理が数行で書けるようになります。

pythonで繰り返し処理を行うための制御構文としてfor文が用意されています。

それでは実際にfor文の使い方について解説します。

Pythonでfor文を使ってみよう

pythonで実際にコードを記述して、動きを確認してみましょう!

基本的な記述の仕方は次のようになります。

python:for文の書式

リストから順番に値を取り出す方法、一定回数繰り返し処理をする方法を記載します。

リストなどを使って繰り返し処理する時

for ループ内変数 in リスト名:
    実行する処理

一定回数繰り返し処理する時

for ループ内変数 in range関数:
    実行する処理

リストから要素を取り出す

ここでは曜日のデータが格納されているリストから順番に要素を表示させています。

day_of_week_list = ["月曜日", "火曜日" ,"水曜日",
                    "木曜日", "金曜日", "土曜日",
                    "日曜日"]

for i in day_of_week_list:
    print(i)

# 月曜日
# 火曜日
# 水曜日
# 木曜日
# 金曜日
# 土曜日
# 日曜日

一定回数の繰り返し処理

一定回数同じ処理を繰り返したいときにはrange関数と言うものを使用します。

range関数を使用した繰り返し処理の記述は次のようにします。ここでは5回同じ処理を行います。

for i in range(5):
    print(i)

# 0
# 1
# 2
# 3
# 4
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最後の値は表示されないので注意しましょう!

繰り返し処理を途中でやめる

break文と言うものを使用すると、繰り返し処理を途中でやめることが出来ます。

たとえば、繰り返し処理の中でif文などで条件判定を行い、特定の条件に一致したら繰り返し処理を抜けるといった使い方が出来ます。

for i in range(5):
    print(i)
    if i == 2:
        print("繰り返し処理をやめました")
        break

# 0
# 1
# 2
# 繰り返し処理をやめました

繰り返し処理で変数 i の値を繰り返し表示していき、変数の値が2になったら条件文に一致して繰り返し処理を抜けます。

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このように繰り返し処理を抜ける時にbreak文を使用します!

まとめ

今回はPythonで繰り返し処理をするfor分について解説しました。

リストに格納されているデータ分繰り返し

指定回数分繰り返す方法

for分を途中でやめる方法

について解説してきました。

最後まで読んでいただきありがとうございました!

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使い方などは下記の記事にまとめてますのでご覧ください。

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